
山のブログも始めました! ヨロシクです。
4月20日~21日に、レディース・トレッキングの第1回目の丹沢主脈縦走にでかけました。
天気予報は残念ながらお天気にはちょっと恵まれず、雨もしくは頂上付近は雪かなぁ~と予想しながら、
ヤビツ峠行きのバス停に行くと、なんとまぁ人の多いこと!
臨時便にも人が乗り切れず、雨予報でもこんなにたくさんの人が山に向かうんだとちょっと吃驚しました。
今回は、ニコンイメージングジャパンのご協力をいただき、ミラーレス一眼「Nikon1」を希望者の方に無料で貸し出しをしてくれました。
ニコンの吉岡氏が休日のところを、カメラの取り扱いの説明に、駆けつけてくれました。
高度を増すに従い徐々に雨が強くなり、行者ヶ岳あたりからミゾレになり、そのうち小粒の細かい霰のようなものが降ってきました。来たか・・・という感じです。
1年間前にカッパを購入し、まだ一度も着用する機会がなかった(何てラッキーガールでしょう)という参加者の方は、新品のカッパを着用。目にまぶしかったです。(笑)
無事、塔ノ岳に到着したころは、ところどころ地面が白くなっていました。
天候の悪い中を歩くと、意外な箇所に力が入って、思いのほか足腰に負担がかかります。
小屋の中で二人組みのヨガマッサージを伝授。足で踏む簡単なもので、気持ちが良いんですよ。
参加者の方から、山だけでなく、気持ちの良いマッサージを教えてもらって、何だか得した気分だと言っていただき恐縮です。(苦笑)
その日はみんな19時半にはお休み。ZZZ・・・
寝ながら時おり聞こえてきたのは雨の音。
朝目が覚めたら、小屋の周りは真っ白になっていました。
6:30頃、出かける支度をしていたら、ラジオ体操の曲が流れてきました。
そこでみんなでラジオ体操をやったのですが、みんなそれぞれに、懐かしいとか、忘れないものだねとか、言い合いながら小学生に戻ったかのような気分です。
いったい何十年まえの事やら・・・(^_^;)
二日目の行程は、天候不良のため、相模湖までの縦走を諦め、丹沢山のピストンをすることにしました。
登山道を歩きながら、木々をみると枝の一本一本が、ガラスのように氷に覆われて、それはそれはきれいでした。霧氷ではないし・・・なんて言うのかなと思ったら、尊仏山荘のスタッフが教えてくれました。
「雨氷」と言うのだそうです。
0℃以下でも凍らない過冷却状態の雨(着氷性の雨)が、地面や木などの物体に付着することをきっかけに凍って形成される、硬く透明な氷のこと。着氷現象の一種だそうです。
滅多に見られない現象だそうですよ。
ラッキー!とばかり、天候が悪いのもなんのその。その美しさに見とれながらみなさん大喜びです。
帰路の大倉尾根は、雪が融けて足元が滑りやすいため、注意して歩いていると、なにやら鍵を持った男性が上がってきます。
何だろうと聞くと、その日は開山祭が行われていたようで、毎年こうして鍵を背負って頂上へ運ぶようです。
標高差のある長い尾根を下った登山口で、地元の元お姉さんたちが、開山祭恒例の甘酒を待ち構えていたようにふるまってくれました。美味しかった!
主脈縦走には至りませんでしたが、雨氷を見ることができ、開山祭の鍵を持った方に遭遇し、甘酒までいただいた大満足の丹沢でした。
これもまた皆さんがとても前向きでプラス思考の方ばかりだったので、雨や雪でも素敵な登山になりました。バンザーイ!
予測がズバリ外れるのが春山なのじゃ!!
サルさん
そうでしすよね。
企画したときは、「春山ルンルン」のつもりだったのですが、その日の前日の予報は雨で、珍しく???当った。(汗)
雨氷、「うっひょう~」とダジャレを言いたくなります。
もちろん 当日にその言葉、発しました! えへへ