古巣 日本映画撮影監督協会

古巣 日本映画撮影監督協会私は、出版社である「山と溪谷社」に入社するまえは、映画の業界におりました。
1936年に「日本キャメラマン協会」として日本映画の撮影キャメラマンが集まってできた協会です。
その後1954年に「協同組合 日本映画撮影監督協会(Japanese Society of cinematographers)」として組織されました。
私が30代から40代にかけて、後半は事務局長に就任しておりましたが、大変充実した中身の濃い思い出がいっぱいの12年間で、天職だと自認していたくらい思い入れの深い仕事であり、職場でした。

現在の理事長は兼松熈太郎氏で、すでに理事長職を12年勤められているそうです。

理事長の兼松さん 相変わらずダンディです。

理事長の兼松さん 相変わらずダンディです。


私がJSCを退社してからは、年賀状のやり取りをしておりましたが、昨年だったでしょうか、facebookで繋がりました。
昨夜、その懐かしい古巣であるJSCへ、兼松さんがお声をかけてくれ、17年ぶりでお邪魔しました。
毎月1日は、懇話会と言って、組合員さんや維持会員さん等関係者が、軽食とお酒を飲みながら情報交換や懇親を深めるための会を開催していますが、そこへ17年ぶりの乱入!

懐かしい方がいっぱい!
前身である「JSC撮影新人会」は「青年部」となり、若いメンバーもたくさん入会しており、さらに人材育成として「撮影助手育英塾」も設立され、大変活気ある協会となっていました。
事務局も新宿1丁目の広いところへ移転しましたが、室内の雰囲気は昔のマンマ。
う゛っ~な、な、懐かしい!!! 思い入れの深い職場だったので、思わず涙が出そうでした。く、く、く。
いっぺんに私がいた頃に戻ったような気さえするくらいです。

以前の事務局は、新宿2丁目にずっとありました。
日が落ちて街灯に灯りが点くころになると、街は一変し怪しげな雰囲気に包まれます。
そんな街に12年も通ったので、道に佇んでいたり、すれ違ったりするだけで、その男性がソッチの方かどうかが瞬時にわかるという特技を身につけました。
あんまり約に立たない特技ですが。アハハ(汗)

当時は、よもや私が山に登るなどとは夢にも思わず、17年の月日の流れをあらためて感じます。
そのころお世話になったことの感謝を伝えたく、懐かしい方々にまた会いに行こうと思います。

兼松さん 本当にありがとうございました!!!

 

 

~~~~~ <PR> ~~~~~

 




You can leave a response, or trackback from your own site.

One Response to “古巣 日本映画撮影監督協会”

  1. 長島聡子 より:

    なるほど~そうだったんですね!年齢層も幅広く、すごく活気がありますね。続編楽しみにしてます。
    で、「特技」、いいですね~!

Leave a Reply